ヒトの発生は受精卵に始まり、複雑な過程を経て一つの個体が出来上がります。そのメカニズムの解明のために、1961年以来、4万例を超えるヒト胚子・胎児標本が京都大学大学院医学研究科附属先天異常標本解析センターに集められました。この標本群は、「京都コレクション」と呼ばれ、世界でも他に類をみない規模と質を誇り、ヒト発生研究の中心に位置づけられています。このサイトでは、この「京都コレクション」の概要と画像をご紹介します。